DXというキーワードはめちゃくちゃ流行ってますよね!
バリ活 向山
バリ活 酒井
ITだったら、何でもかんでもDXだと言ってしまう風潮もあります。
さすがにそれはちょっと違いますよね。。
バリ活 向山
ベンチャー見るならDXの理解は必須なので、今回は「IT初心者」にも分かるように解説していきます!
バリ活 向山
「DX化」は単なる「デジタル化」ではない!?
まずは素朴な疑問からいきたいと思います。
バリ活 向山
「DX化」って単なる「デジタル化」とは何が違うんでしょう?
バリ活 向山
バリ活 酒井
企業では社内業務の効率化のために、もう何十年も前からデジタル化が行われています。
バリ活 酒井
例えば、紙でやっていた作業をエクセルでやるようになって、さらに自動化システムを導入して、みたいな感じですね。
確かによくありそうですね。
バリ活 向山
バリ活 酒井
何十年も前から進んでいるデジタル化はほとんどが「社内」の効率化の話だったんですが、DXは「社外」のお客さんに対してインパクトを生むことに焦点があたっています。
「社内」の効率化だけではなく、「社外」のお客さんへの提供価値をアップデートさせるのがDXということですね!
バリ活 向山
DXの事例:リクナビ、LINE
ここから事例を聞きたいのですが、まずは学生の身近な話からいきたいです。
バリ活 向山
バリ活 酒井
DXの本なんかを見ると、海外の最新事例が載っていることが多いですが、学生だとちょっとイメージしづらいと思うので、ここはあえて一昔前の国内の事例を挙げていきましょう。
バリ活 酒井
まずはリクナビ。
当時DXなんて言葉はなかったですが、「リクルートブック」から「リクナビ」になったことも今風に言えばDXだと思います。
紙の雑誌からWebに変わったタイミングですね。
バリ活 向山
バリ活 酒井
掲載企業が数百社から数万社(!)に増えました。Webになったことで、掲載費用が数千万円から数十万に下がったからですね。
バリ活 酒井
学生からすると中小企業も選べるようになって、企業からするといろんな企業に新卒採用のチャンスが生まれました。
「社外」である企業と学生に対して、提供価値がアップデートされた事例ですね。
バリ活 向山
バリ活 酒井
もう一つ皆さんに身近なDX事例として、LINEも挙げましょう。
メールからLINEへの進化ですね。
バリ活 向山
バリ活 酒井
LINEになって、リアルタイムでやり取りできるようになりましたし、スタンプのおかげでより会話が楽しめるようになりましたよね。
たしかに、いちユーザーとして、メールとは価値が別次元だと思います 笑
バリ活 向山
バリ活 酒井
リクナビもLINEも一昔前の変化なのでDXとは言われませんが、こういったサービス価値がアップデートすることがDXだと捉えてください。
ベンチャーのDX事業
ベンチャーでDX関連の事業をしている企業もありますが、どういった事業が多いんでしょうか?
バリ活 向山
バリ活 酒井
どこかの業界や領域にフォーカスしてSaaS型のプロダクトを提供して、DX化を促進させる事業が主流です。
たとえば、不動産という業界であったり、経理という領域に特化してやるタイプですね。
バリ活 向山
ただ、学生からすると、どの領域も詳しくないので正直けっこう分かりづらいですよね…
バリ活 向山
バリ活 酒井
学生のみなさんがこういう特化型の企業の話を聞くときは、ビフォーアフターの観点でアンテナ立てておくといいと思います。
バリ活 酒井
不動産業界のDXの話であれば、不動産会社や不動産を買う人にとって、そのサービスを導入する前のビフォーと導入後のアフターで、どれだけ価値がアップデートされるのかということです。
さっきのリクナビの事例でいうと、ビフォーは掲載金額が高いから大手しか載っていなかったのが、アフターでは中小も載って就活生の選択肢が増えたということですね。
バリ活 向山
バリ活 酒井
あと、DXに興味持った人は『アフターデジタル』は必読だと思います。
バリ活 酒井
ITベンチャーで働いている人の間では、漫画の『キングダム』と並ぶぐらい当たり前に読まれている本です。
私も読みました!これを読んでITベンチャーの面接にのぞむと結構有利になる気がします。
バリ活 向山
記事のまとめ
- DXは「社外」に対して今までとは違う次元の価値を、デジタル化によって提供すること
- DX関連の事業は業界・領域に特化したSaaS(ITプロダクト)を提供する事業が多い
- DXやITベンチャーに興味ある人は、『アフターデジタル』は必読書[/list]