ITベンチャー志望者必見!ベンチャーの新規事業展開は「2つのパターン」でほぼ説明できる!?

新規事業に携われる可能性が高いからこそ、ベンチャーに興味を持つ学生もいますよね!

バリ活 向山

バリ活 酒井

そこで、今回は新規事業に関するビジネス理解を深めていきましょう。

バリ活 酒井

実は、ベンチャーの新規事業への取り組み方は大きく「2つのパターン」でほぼ説明できます。
それが分かっていると、各社の新規事業が理解しやすそうですね!

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新規事業のパターン① 既存事業と近い領域への進出

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新規事業の1つ目のパターンが、既存事業と近い領域への進出です。これが一番多いですね。

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例えば、「新卒採用支援」をやっている会社が「中途採用支援」も始めるみたいな感じです。
近い領域に進出すると、やはり新規事業として成功しやすいんでしょうか?

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特に「クライアント基盤」を活かせるのでうまくいきやすいです。

バリ活 酒井

同じ顧客に、違うものを売っていけるということですね。

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ビジネスをやってみると分かるんですが、新規営業とリピート営業だと、圧倒的にリピート営業の方が売りやすいんです。
たとえば、先ほどの例で言うと既存クライアントに対して「中途採用の支援も始めたのでどうですか?」と提案しやすいので、事業の立ち上がりもスムーズそうですね!

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新規事業のパターン② 強みを生かした別領域への進出

続いて、新規事業の2つ目のパターンもお願いします!

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もう1つのパターンは、強みを生かした別領域への進出です。

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まずは「技術系」の会社をイメージしてもらえると分かりやすいと思います。

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たとえば、富士フイルムは写真フィルム業界がデジカメやスマホ時代になって一気に衰退していったときに、フィルムの技術」を使って全く別の化粧品市場(!)に進出しました。
文系の私にはピンときませんが、フィルム写真の主原料はコラーゲンらしいです!

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まさに自社の「技術」を強みとして活用していますね。

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技術系の会社以外だとどうでしょうか?

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大手だとリクルートが「技術以外」の強みを生かした別領域への新規事業展開として有名です。
ベンチャーだと、リクルート的な新規事業展開するところも多いですよね。

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元々リクルートは人材事業からスタートしました。

その後、「住宅情報」(現SUUMO)や結婚の「ゼクシィ」、旅行の「じゃらん」などを新規事業として始めていきます。

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人材・住宅・結婚・旅行と全く別の領域ですが、これは人材事業で培った「マッチングノウハウ」の強みを活かした新規事業の展開です。
「技術」の代わりに、「マッチングノウハウ」という強みを活かしたということですね。

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これをビジネス的には「横展開」と言います。成功したモデルやノウハウを広げていくイメージで、これが得意なベンチャーも多いです。
なるほど! 強みを生かした別領域進出のイメージも沸いてきました。

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新規事業からその会社の「思想」を読み取ろう

バリ活 酒井

最後により就活に使える話をすると、その会社の新規事業への取り組み方には「思想」や「理念」が表れていることが多いと思います。
それは気になります!どう読み取ればいいでしょうか?

バリ活 向山

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「どうやって事業領域を選んでいるか」に注目するのがオススメです。

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例えば、伸びる市場を選んで新規参入を繰り返しているベンチャーなどは「自社をとにかく成長させたい!」という思想が強いと思います。

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逆に、ある領域に絞って「社会のこの問題をなんとかしたい!」という思想が強いベンチャーもあります。
確かに、建前的な経営理念とは違って、本当にその会社が大事にしている思想が出てきそうです!

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ちなみにうちも新規事業として、フランチャイズ独立を支援する事業を始めましたよね。

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うちだと「がんばる人を応援したい」という思想が起点になっています。

バリ活 酒井

バリ活では「ベンチャーでがんばりたい」という学生を、新規事業では「脱サラ・独立してがんばりたい」というおっちゃんを応援しようということです。
どちらも、「がんばる人の挑戦」を応援してますもんね! わたしのやりたいことでしかないです 笑

バリ活 向山

就活生の皆さんは、新規事業に力を入れている会社に出会ったら、ぜひその裏にある「思想」に注目してください!

バリ活 向山

記事のまとめ

  • 新規事業のパターン① 既存事業と近い領域への進出。クライアント基盤を活かそうという発想。
  • 新規事業のパターン② 強みを生かした別領域への進出。培った技術・ノウハウを「横展開」するやり方。
  • 新規事業の領域の選び方に注目すると、建前ではない本当の「思想」が掴める