面接で見られている「地頭」って何? 地頭NGで落ちないための対策とは!?

バリ活 向山

人事と話していると、「地頭がよくないのでこの学生はちょっと。。」という話がよく出てきます。
「地頭」って「頭のよさ」のことですよね。

学生

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「頭悪い」って言っちゃうと言葉がきついので、「地頭」という言葉を使っているのだと思います。

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『地頭力を鍛える』という本が売れたことで、「地頭」という言葉がビジネス界で広がり、ここ数年では採用シーンでも人事がよく使うようになってきました。

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で、ぶっちゃけ、ベンチャーの面接は「地頭NG」で落ちることがかなり多いんです…!
ちゃんと対策しないとですね、、!

学生

バリ活 向山

今日は面接で地頭NGにならないための対策について、話していきますね!

地頭NGパターン①「QAがずれる」

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「地頭」っていうと小難しいんですが、面接でNGになる頻出パターンは大きく2つです。

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1つ目は、QAがずれてしまうパターンです。

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質問に対して回答が出来ていないということなのですが、人事の中では「QAずれ」「QAがずれる」というようによく言われています。
QAがずれるってもう少し具体的に聞きたいです。

学生

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たとえば、「昨日部屋の掃除やった?」と聞いたとしましょう。

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一般的な会話であれば、「いやー、昨日はこういう事情で忙しくて~」みたいな感じってよくありますよね?
あります、あります。

学生

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一般的な会話であればOKなのですが、ビジネス会話としてはQAがずれているとみなされます。

バリ活 向山

「昨日部屋の掃除やった?」という質問に対して、ビジネス会話としては「やった」or「やっていない」という回答しかないわけです。
なるほど…!

学生

バリ活 向山

で、「やっていない」と答えた後に、「こういう事情で出来なかったのですが、今日やります」的な感じで話を続けることになります。
一般的な会話とビジネス会話ってちょっと違うんですね。

学生

バリ活 向山

何が違うかと言うと、結論ファーストであることだと思います。

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日本人の日常的な会話でいうと、そもそも答えをはっきり言わないことが多いですよね。

バリ活 向山

「部屋の掃除やった?」と聞いて「昨日は忙しくてさぁ」と返されると、掃除していないという文脈になると思うのですが、よくよく考えると答えは明確に言ってないですよね。
確かに…

学生

バリ活 向山

「QAがずれない」ためには、聞かれたことに対してはっきりと結論ファーストで答えて、その後に肉付けして話していくことが必要です。
答えをはっきり言う。しかも、それを冒頭でバシッとですね。

学生

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不合格理由って開示されないですが、実はかなりの学生がこの「QAずれ」でネガティブな評価を受けているのが現状です。

バリ活 向山

特によくあるのが、面接で緊張していると、話しているうちにどんどん長くなって、何を話しているかよく分からなくなるケースです。

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緊張しているときほど、まず結論を一言で伝えることを意識してみてください。
自然と出来るまで、意識してみます!

学生

地頭NGパターン② 突っ込むと回答が出てこない・ずれる

バリ活 向山

もう一つのパターンは、突っ込むと回答が出てこなかったり、ずれたりするパターンです。

バリ活 向山

「なんで?なんで?」と何回も深堀りされる面接で、よく起こります。

バリ活 向山

思考力の差がそのまま出やすいので、このパターンの方が対策は難しいです。
うーん、どうすればいいでしょうか?

学生

バリ活 向山

確かに難しいのですが、面接で扱われるテーマは狭いですよね。

バリ活 向山

企業選びの軸(その企業の何がいいのか含む)、学生時代がんばったことの2つがほとんどです。
それなら、その2つのテーマについてなるべく先に考えておけばいいんですね!

学生

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その通りです。瞬発的な思考力を問われることは少ないので、事前にどれだけ考えられているかの勝負です。

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別の方法としては、まず、実際に面接で突っ込まれたことをスプレッドシート等に蓄積する。

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で、その内容について考えておいて、次の面接では突っ込まれる前に、自分から先に言うのもオススメです。

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これを繰り返して、面接を何度かやれば、どんどん改善されていくと思います。
振り返りをちゃんとしていくということですね!

学生

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ちなみに、結論ファーストの答え方も毎回振り返っておいた方がいいですね。

バリ活 向山

聞かれたことにズバッと結論ファーストで答えると何だったのか?という風に。
なるほど、聞かれたことをメモしておきます!

学生

バリ活 向山

こういう振り返りができる人は受かりますし、仕事でも伸びていきますよ!

バリ活 向山

ぜひ、自分なりの振り返り方法を作ってみてほしいです。
がんばります!

学生

記事のまとめ

  • ベンチャーの面接では「地頭NG」で落ちることが多い
  • QAがずれるパターンの対策は、結論ファーストで答えること
  • 突っ込まれると回答ができない・ずれるパターンの対策は、①よく聞かれる2つのテーマについて事前に考えること②面接で深堀りされたことをその後振り返って蓄積しておくこと