自分の就活の軸がうまく見つからなくて悩みがちです…
学生
自己分析はしているんですけど、やりたいことは結局よくわかりませんし…
学生
バリ活 向山
「やりたいこと」が元々はっきりしている人はそれで突き進めばいいのですが、「やりたいこと」なんてよく分からない人がほとんどだと思います。
バリ活 向山
今回は軸づくりについて、バリ活の考え方を紹介しますね!
軸づくりで悩んだら「企業起点」からスタートしよう
バリ活 向山
就活の軸づくりがスムーズに進まない人は、「自分起点」で考えすぎていることが多いのではと思っています。
自己分析ばかりしすぎているってことでしょうか?
学生
バリ活 向山
まさにそうです。そういう人には、「企業起点」の視点を取り入れてほしいです。
バリ活 向山
「自分のやりたいこと」からスタートするのではなく、「企業のやりたいこと」からスタートするということです。
え、企業のやりたいことですか!?
学生
バリ活 向山
特にベンチャーはそうなのですが、「やりたいこと」を強く持っているのは企業側なんです。
バリ活 向山
「自社のサービスでこういう課題を解決したい」
「こんな世界観を実現したい」
「自社を業界トップにしたい」
といった想いですね。
あ、言われてみれば…!
学生
バリ活 向山
さらに言えば、採用というのは自社のやりたいことを実現するための「手段」です。
バリ活 向山
「うちはこういうことをやろうと皆で(すでに)がんばっています」「あなたもその船に乗りませんか?」といったイメージですね。
だから、「企業起点」の視点を取り入れた方がいいんですね。
学生
バリ活 向山
そこで、オススメの進め方としては次のような流れです。
①企業の「やりたいこと」を聞いて、自分がいいかもと思う「重なり」の部分を探す
↓
②なぜ、自分がいいかもと思ったのかを「経験」「価値観」「性格」から振り返る
バリ活 向山
「企業起点」で始めて、次に自分のことを考えてみるといいと思います。
とっかかりが「企業起点」の方がスムーズなんですね。
学生
バリ活 向山
で、「企業起点」と「自分起点」を行き来して考えていくと。
スッキリしました。これで就活進めていけそうです!
学生
キャリアは偶然の出会いが8割
バリ活 向山
今の話と通じる部分があるので、人事界隈でメジャーなキャリアの考え方を紹介しますね。
バリ活 向山
クランボルツ教授が提唱している「プランド・ハップンスタンス理論(計画的偶発性理論)」って、聞いたことありますか?
初めて聞きました。どういう内容なんでしょうか?
学生
バリ活 向山
「キャリアの8割は偶然によって決まる」という理論です。
そんなに、偶然の割合が高いんですか!?
学生
バリ活 向山
変化が激しい時代ですからね。「確かにそうだよね!」という納得感もあって世界的に広まりました。
確かにそうですね…!
では就活生はどうすればいいでしょうか?
学生
バリ活 向山
当たり前ですが、ただ偶然をボーッと待っていても何も起こらないですよね。
バリ活 向山
そこで、「偶然は人との出会いがきっかけとなるので、人に会う機会を計画的に増やす必要がある」とクランボルツ教授が主張しています。
いろんな人の話を聞くことで、自分のキャリアの考え方が形成されてくるわけですね。
学生
バリ活 向山
先程の「企業起点」の話と似ているところもあって、自分のことを考えすぎるのではなく、なるだけ企業の話を聞く機会を取りにいってみてください!
記事のまとめ
- 軸づくりは「企業起点」でスタートするのがオススメ。ベンチャーの場合「やりたいこと」を強く持っているのは、企業側なので。
- 「企業起点」と「自分起点」を行き来すると、軸が見えてきやすい。
- キャリアの8割は偶然の出会いによるものなので、たくさんの人に会って話を聞いていくことが大事。